菅野 クニ

合同会社ニコニコ菅野農園

郡山市出身、飯舘村在住。国立病院で看護師を経験した後、保健師として福島県内の保健福祉事務所に勤務し、52歳で早期退職をする。農業高校を退職予定の夫と2011年4月からポリフェノールを多く含む「ナツハゼ」の研究をする計画でいた直前に、東京電力福島第一原発事故による全村避難で福島市に避難。避難中に、内閣府雇用創造事業の助成を受けて合同会社設立し、ナツハゼの加工販売に取り組む。義父が飯舘村で栽培してきた山菜とナツハゼの線量を2013年から自分で測定して、避難解除前の2016年8月から自宅に戻って生活してきた。
山菜の線量測定経験と飯舘村での生活を中学生から大学生に語り伝えている。2011年10月から飯舘村教育委員として、子どもたちが安心して生活し教育を受けられる環境づくりにも尽力している。

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第4回福島第一廃炉国際フォーラム事務局