クリスティーヌ・ジョルジュ

フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)原子力局、廃止措置本部 国際開発部長

フランスのナンシー高等化学工業学院、米国コネチカット大学卒業 。
1984年以降、ラ・アーグにあるUP3プルトニウム精製施設のプロセス担当としての勤務を皮切りに、Melox MOX工場で廃棄物管理施設の副責任者、マルクールで廃液処理およびUP1再処理プラントの閉止準備に関わる様々な事業のプロジェクト管理者を歴任し、フランスにおける燃料サイクルのバックエンド全般にわたる主要な事業に携わってきた。
1999年より、マルクールのUP1再処理工場の廃止措置を担当する初代プログラム管理者を務めた。
また、フロントエンド・サイトとバックエンド・サイト(ラ・アーグ、マルクール、カダラッシュ、ピエールラット)の廃止措置活動に関わるフランスの事業社であるフランス電力、アレバ、およびCEAの新たな責任分担にも貢献してきた。
短期間廃止措置業務を離れ、TNIの部長としてフランス内外でのMOX燃料およびプルトニウムの輸送に携わった後、2010年にCEAの原子力局に入り、CEAの5ヶ所のサイト(マルクール、カダラッシュ、グルノーブル、サクレー、フォントネー・オー・ローズ)での廃止措置プログラムを担当する部長に就任。
その後、2013年、廃止措置と関連廃棄物の研究開発計画に関する責任者となり、現在は、新しく発足したCEAの民生サイト廃止措置本部に勤務し、先見的国際開発部門の長を務めている。
同氏はまた、IAEAのIDN(国際廃止措置ネットワーク)運営委員会で廃止措置分野におけるフランスの代表を務めるとともに、NEAにおけるCEAの代表者として、CPD(廃止措置に関する協力プログラム)運営委員会の副委員長、および新たに設置されたCDLM(原子力施設の廃止措置および遺産施設の管理に関する委員会)の委員も務めている。

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