セルゲイ・フロリア
1984年1月、ロシア北部の都市、セヴェロドヴィンスクに生まれる。アルクハンゲリスク(同じくロシア連邦北部の都市)にあるポモルスキー州立ロモノソフ大学において核物理学学位を取得し卒業後モスクワに移り、理論・実験物理学で著名な研究所において研究員助手として、ニュークリアデータならびに陽子および中性子光束分析法の研究を続ける。当時は、もっぱら陽子光束自動ポスティングシステムの開発ならびに陽子および重イオンからの鉛(Pb)、タングステン(W)、タンタラム(Ta)、ニオビウム(Nb)、ニッケル(Ni)、鉄(Fe)、クロミウム(Cr)、炭素(C)等の励起機能の研究に関心を注ぐ。
2010年にRosRAO(放射性廃棄物管理会社)で博士号所有者として勤務を開始。その後、多くの研究開発プロジェクト(小型中性子検知器、トリチウム分離設備、人間型可動ロボット、移動式液体放射性廃棄物処理施設、移動式放射性土壌分別施設等の開発)を成功に導いた管理手腕を評価され数回の昇進を果たす。
現在はRosRAO社の海外事業およびイノベーション担当副社長。
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第4回福島第一廃炉国際フォーラム事務局